自己発送では対応が難しく、アカウント停止リスクがあるため、解除しておきましょう。
Amazonマーケットプレイスの出品者が利用できる配送オプションに、『マケプレお急ぎ便』があります。
マケプレお急ぎ便は優良なセラーでないと選択できないので、マケプレお急ぎ便を配送オプションに加えることは、アピール材料になるといえます。
しかし、マケプレお急ぎ便にしなくても、問題なく売れていくので、それほど重要視する必要はないと思います。
一方で、マケプレお急ぎ便には大きなデメリットがあります。
Amazon出品アカウントの停止に繋がるリスクも有るため、特に自己発送を行っている方は、マケプレお急ぎ便のオプションは外しておきましょう。
マケプレお急ぎ便とは
Amazon出品の実績ができてくると、いつの間にかマケプレお急ぎ便の利用が開始されていることがあります。
お急ぎ便関連プログラムの利用資格を維持するには、ある特定の30日間の出荷実績が以下の要件を満たしている必要があります。
注文数: 出品者出荷が10件以上であること
追跡可能率: お急ぎ便関連プログラムの注文で、94%以上であること
期日内配送率: お急ぎ便関連プログラムの注文で、96%以上であること
出品者都合のキャンセル率: お急ぎ便関連プログラムの注文で、1%未満であること
マケプレお急ぎ便を配送オプションに加えることは、一定以上の出荷実績があることをアピールできるといえます。
しかし、マケプレお急ぎ便は最短で翌日までに納品する必要があります。
FBA納品をしている場合、Amazonの倉庫から発送されるので問題ないですが、自己発送の場合、とても間に合わないという事態も発生します。
遅延はアカウントに傷をつけ、場合によってはアカウントの利用停止につながることもあります。
Amazonセラーセントラル 出荷遅延率
マケプレお急ぎ便の解除手順
① セラーセントラルのトップ画面右上の『設定』から『配送設定』をクリック

② 移行された配送パターンにマケプレお急ぎ便が表示されていれば、設定されています。
『配送パターンを編集』をクリック

③ マケプレお急ぎ便のチェックをはずす

④ しつこく確認されますが、『次へ』をクリック

⑤ マケプレお急ぎ便のチェックがはずれていることを確認し、忘れずに『保存』

以上となります。
まとめ
Amazon出品では、アカウントの健全性を良好な状態に保つことが大切です。
健全性が低下すると、アカウントが停止されるリスクがあり、Amazonという強力な販路が使えなくなります。
Amazonで買い物する場合、商品がすぐに届くことを期待しますが、出品者の立場になると、納期を厳守することが求められます。
その点からも、遅延率の指標はとても重要だといえます。
私もいつの間にかマケプレお急ぎ便が設定されていました。
埼玉在住なのですが、自己発送の商品に夜間に注文が入り、翌々日までに福岡に届けないといけない状況に追い込まれました。
一般便では到底間に合わないために、航空便で送るはめになりました。
送料がかかったため赤字になりましたが、アカウントにキズがつかなかったのが幸いでした。
自己発送でマケプレお急ぎ便が選べる状態にしておくと、遅延するリスクが高いため、基本的にはオプションから外しておくことをおすすめします。
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