
結論としては、ジュニアNISAでeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)を100万円分積立て、社会に旅立つときに贈ることにしました。
最近、新型コロナウイルス含め、明るいニュースがあまりないなと感じています。
将来についても、日本の人口は急速に減少し、少子高齢化が進み、社会保障の負担が増加していくという暗い見通しです。
日本はオワコンという話もよく聞きます。
私には小学校2年生の息子がいますが、将来困らないように何かできないか考えた結果、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)100万円分を贈ることにしました。
ただし、今すぐではありません。
息子が社会人になるときにプレゼントする予定です。
リベ大 両学長もおすすめ
私は、日々両学長のリベラルアーツ大学で投資について勉強しています。
勉強した結果、ジュニアNISAでeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)を100万円分購入し、息子が社会人になるときに贈ろうと決め、今年から来年にかけ毎月5万円ずつ積立てています。
そんな中、両学長の動画で全く同じ内容の動画が上がったので、びっくりしました。
両学長の動画で勉強しているので考えが近くなるのは当然ですが、私の金融リテラシーも上がってきたのかなと思います。
私は10年以上前から投資をやっていますが、本格的に取り組み始めたのは両学長の動画をみはじめた今年からです。
https://sokuyaru.com/investment/206/
投資を勉強しはじめてから思ったのが『もっと早く教えてよ!』でした。
親も学校もお金について何も教えてくれませんでした。
子どもの貧困は連鎖するといいますが、金融教育の欠如も原因の一つと思います。
贈る金額とタイミング
両学長も話されていますが、子どもに与えすぎると弱くなります。
子どもに1,000万円や1億円といった大金を渡せば幸せになるとは限りません。
何も苦労せず大金を持つと、宝くじが当たったのに自己破産した人のように、金銭感覚がおかしくなり、最終的に不幸になりがちです。
子どもに残すべきは『魚』ではなく、『魚の釣り方』です。
お金を渡すより、投資について、しっかり教育する方がはるかに有益です。
両学長は、子どもに金融教育を行うタイミングは考え中とのことですが、私は息子が社会人になるときに行おうと考えています。
社会人になり、自分でお金を稼ぎはじめたタイミングで投資や保険などとの付き合い方を勉強するのが効果的だと考えているためです。
一定期間引き出さないことと、毎月1,000円でもいいから積立て続けるのを条件に、証券口座とともに投資信託100万円分を渡し、金融教育を行うつもりです。
教えるのは有名な「主要な資産クラスの累積価値の増殖状況」を表した200年チャートです(出典:ウォール街のランダム・ウォーカー)。

この図をみながら、他と比較し株式の上昇が大きいことや、理論上65年後に2,250万円になることに加え、次の5つのデータについて教えていと考えています。
① 株式は200年ちょっとで2800万倍に成長した
② 15年以上投資すれば損しない
③ 弱気相場の期間は平均11ヵ月、最長30ヵ月
④ 1789年以降、株価が戻らなかったことはない
⑤ 世界は良くなり続けている
出典:リベラルアーツ大学『暴落相場で大損して心が折れかけている人へ』
要点だけ教え、あとは両学長の『本当の自由を手に入れる お金の大学』を渡したいと思います(そのときは両学長が新しい本を出されているかもしれませんが)。
100万円もらえるんだから、息子も少しは真面目に聞いてくれると期待しています。
eMAXIS Slim全世界株式を選択する理由
私は楽天証券のつみたてNISAでeMAXIS Slim米国株式(S&P500)と楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)を年間40万円の枠をフルに活用し、積み立てています。
やはりアメリカは国としても強く、魅力的な企業がたくさんあるからです。
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)も約60%は米国株なので、S&P500や楽天VTIと大きくは変わりません。
しかし、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)の方が投資対象国や対象企業が幅広く、世界に目を向けさせることができると考えて選択しました。
対象インデックスの国は、先進国は23カ国、新興国は26カ国であり、様々な国について考えるきっかけになると思います。

(出典:三菱UFJ国際投信 投資信託説明書)
また、GAFAMをはじめ、世界の有名企業・大企業の株が組み入れられているため、それらの株主という肌感覚もきっと役に立つと思います。
20年後の構成は大きく変わっているかもしれませんが、それもまた楽しみです。

(出典:三菱UFJ国際投信 投資信託説明書)
まとめ
これから日本は少子高齢化にともない、厳しい時代を迎えます。
小学校2年生の息子の父親として、将来困らないように何かできないか考えた結果、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)100万円分を贈ることにしました。
贈るタイミングは、息子が社会人になったときです。
証券口座と100万円分の投資信託を贈ると同時に、金融教育も行います。
私が親にやって欲しかったことを息子にできるのであれば、これ以上の幸せはないと思っています。
● 厳しい時代を迎えるにあたり、子どもに残すべきは『魚』ではなく、『魚の釣り方』
● 息子には、社会人になるタイミングで、証券口座と投資信託を100万円分渡し、金融教育を行う
● 銘柄は世界に目を向けさせるため、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)を選択