
会計ソフトを導入したものの訳が分からないという方に向けに紹介するよ。
2021年の1月に開業届を提出し、個人事業主になりました。
節税メリットを享受するため、青色申告承認申請書も提出しています。

青色申告は複式簿記で行う必要があり、簿記の知識を身に着けようと、日商簿記3級も取得しました。

複式簿記は実務上、会計ソフトが必須なので、『やよいの青色申告』も購入しました。
準備が整ったところで『やよいの青色申告』を立ち上げてみるも、操作方法がさっぱり分かりません。
『会計ソフトがあれば確定申告は楽勝!』みたいな触れ込みをよく見かけますが、それはある程度慣れている方や詳しい人が周りにいる方にとってはだと思います。
Googleで検索しても、高いレベルのQ&Aばかりで、あまり役に立ちません。
弥生㈱のカスタマーセンターに問い合わせをし、ようやく少し理解できたので、これから会計ソフトの操作を習得しようとされている方や、操作につまづいている方向けに、操作方法をご紹介します。
3大会計ソフト
はじめにどの会計ソフトを導入しようと考えいろいろ調べました。
『これから時代はクラウドでしょう!』っという考えで、次の3つが候補となりました。
無料で試用できるので、会員登録し、インストールしたものの、いずれも操作方法がよく分かりません。
そんな中、エディオン 楽天市場店のセール(闇市)でやよいの青色申告 パッケージ版を安く買える機会があったので、衝動買いしました。
パッケージ版は、オフラインでも使用できることや、クラウド版と比較し動作が軽いといったメリットがあります。
クラウド版と比較し、銀行口座やクレジットカード情報の自動取り込みは劣りますが、私の場合、現金取引が多く、書類(領収書など)を見ながら仕入や売上を管理しているので、結果的にパッケージ版でよかったと思います。
『やよいの青色申告』に似た『弥生会計』というソフトもありますが、こちらは法人向けです。
いずれもMacでは使えません。
『やよいの青色申告』を導入したものの・・・
『やよいの青色申告』を立ち上げるとウィザードに沿って事業所データなどを入力していきます。
ここはどうにか対応できると思います。

多くの人が、一通り入力し終わった後、次の画面で固まってしまうと思います。

『はて、どうしたものか?』と思いながら、いろいろなアイコンをポチポチし、開いては閉じを繰り返してみるもよく分からない。
とりあえず仕訳をしてみようということで、試しに最も簡素化した仕訳で入力してみることにしました。
※仕訳は操作を説明する例で、これが正しいという訳ではありません
【事例】
1/5 クレジットカードで商品を40,000円分購入
1/10 商品を買取業者に38,000円で販売
2/20 5,000円の商品をポイントで仕入
【仕訳例】
1/5 仕入 40,000 / 事業主借 40,000
1/10 事業主貸 38,000 / 売上 38,000
2/20 仕入 5,000 / 雑収入 5,000
取引をみると『かんたん取引入力』とあるので、きっと簡単だろうと思い、こちらを開きました。

シンプルで好感がもてるインターフェイスで簡単操作の期待大です。

早速、『事業主借で仕入~』と入力を試みるも、事業主借が出てこない・・・

ここで私は挫折し、1ヶ月放置しました。
そして『やよいの青色申告』は無料の安心保守サポートに入っていたことを思い出し、問い合わせてみました。

低レベルな質問にも関わらず、ご丁寧に回答頂きました。

結論としては、上記仕分けの場合、『かんたん取引入力』ではなく『振替伝票』または『仕分け日記帳』より入力する必要があります。
『やよいの青色申告』での仕訳の方法
教えてもらった通り、仕訳日記帳から入力することにしました。

せっかくなので、実際の仕入と売上データを入力してみます。
夢にまで見た『事業主貸』と『事業主借』が登場しました!

一通り入力し、試しに『青色申告決算書(一般用)』をクリックしてみます。

すると、損益計算書や貸借対照表などが出来上がります。
合っているかは別として、たたき台として作成しておくと、税務署への問い合わせもスムーズになると思います。


まとめ
副業せどりは基本的に1人で行います。
困ったことがあっても、なかなか相談する機会もありません。
今回の『やよいの青色申告』の操作も、分かっている人にとっては何てことはない単純な話ですが、単純なときほどドツボにはまります。
今回は、安心保守サポートのおかげでどうにか解決できました。
何でもそうですが、少し調べて分からなかったら、聞いたほうが早いです。
私は2022年3月に確定申告を行う予定ですが、分からないことがあれば、安心保守サポートや税務署にすぐに相談しようと思います。
マネーフォワード クラウド会計やクラウド会計ソフト freee、やよいの青色申告オンラインなども基本的には同じだと思うので、無料で試用し、自分に合うものを使いましょう。
